グンゼ(現クレオス)の1:24スケール ルパン三世カリオストロの城 追跡の完成品です。
ルパンと次元のフィギュアは、顔を新造して体は劇中のイメージに近づくよう徹底的に改造しました。
次元は、できるだけ箱のイラストに近づくように改造いたしました。
FIAT500は、ドア部分の内張りをタミヤのキットの複製を使い再現しました。
実車では、サンルーフ部分のふちが高くなっているのでアルミ板を使い、それを再現しました。これは、ミニカーや模型でも
再現されているものはあまりないとおもいます。
足回りは、キットでは省略されているのでFIAT500のハイテックモデルのものを複製して使用。
今回は、燃料パイプ・ブレーキパイプ等も追加いたしました。
また、ルームミラー後方のキャンバストップをロックする部品(正確な名称はわかりませんが・・)も、ステンレス板で再現しました。
車体下方の、省略されているディテールも追加しました。ワイパーは、エッチングのもの変えました。
ルーフは、キットの物を使用しないで自作しました。
車体内部のサンバイザー・ダッシュボードの灰皿のシケモク・ハンドル横のエンジンフードを開閉するレバー等、追加しました。
ホイルカバーは、ステンレス板をプレス成型した自作のものを使用しました。ホイルには、エアーバルブも追加しました。
ライトも、キットのメッキパーツは角ばっていて実車のライトと形状が違うので、
ステンレス板をプレス成型した自作のパーツとキットのライトのレンズ部分を組み合わせて制作いたしました。
これで、実車のライトに近い構造になったと思います。
今回の作品で、一番時間のかかった物が自作したエンジンです。
キットの付属の、開口部をふさぐだけの蓋のような部品を使うのが嫌で、グンゼのアバルトのエンジンとタミヤのFIAT500の
エンジンをベースに自作いたしました。
エアーインテークは、ステンレス板を加工して制作しました。
エンジンから出た排気管は、二本だったものを一本にまとめて触媒を経由して、エンジンの後方を通って左のマフラーに
入るようにしています。プラグコード類も追加いたしました。
後部座席に、満載した荷物を自作しました。ルーフ上の荷物も車内に、載せました。
タミヤの1:35SCALEのアメリカ現用車両装備品セットから、テント・スリーピングマット・40o弾薬箱大を流用しました。
赤いキツネ・ルパン愛用のタバコ”ジタン”・次元愛用のタバコ”ペルメル(ポールモール)"
・1968年発刊ののプレイボーイ誌も制作いたしました。(カリオストロ城の物語の年代は1968年だそうです)
ベースは、アクリル板で制作しました。FIAT500はネジで固定しているので、取り外すこともできます。
ベース上の、大公家の紋章はシルバーとアクリルを組み合わせて制作しました。
FIAT500の基本的な工作は、
前回の出品物とあまり変わっていませんので、前回の出品物もご参考になさって下さい。